北伐の三国志日用品
¥1,260内税
ご好評につき完売いたしました。 熊本伝統工芸品「来民の渋うちわ」で知られる栗川商店のご協力をいただいて生まれた北伐の三国志団扇。 持ち運びに便利なコンパクトサイズで上品な姿の仏扇に曹孟徳の詩「短歌行」のもっとも有名とされるくだり「月明星稀」をあしらいました。 この「短歌行」は、赤壁の戦いを前にした長江の上、開かれた宴席にて、 曹操が器に酒を注ぎ、矛を横たえこの詩を詠んだ(槊を横たえて詩を賦す)とされています。
対 酒 当 歌 人 生 幾 何 (酒を前にしたら大いに歌うべきじゃないか!) (人生など幾ばくのものだというのか。)
の句からはじまり、 数句を経て、後世の唐宋八大家に名を連ねる、 蘇軾(蘇東坡)が読んだ「前赤壁賦」にも引用されたこの名句
月 明 星 稀 烏 鵲 南 飛 (月が明るく照り亘る(わたる)ので、星影が目立たなくなって) (カササギが南に向かって飛んだ)
へとつながります。 そして、
繞 樹 三 匝 何 枝 可 依 (木のまわりをぐるぐる巡り、) (寄る辺なくカササギ(劉備)たちは、南へ逃げていく)
の句でライバルの現状を詠み上げ。 その後、自分の元に天下の名士が集ったという赤壁前の彼の満足が詠まれます。
お酒と非常に相性の良いこの「短歌行」ですから、 月明かりの中、縁側やベランダでぐいっと一杯のお供に、 また、コンパクトで持ち運びにも良いサイズですから、 祭りの浴衣のお供や、普段使いのバックに忍ばせていただいて、 お使いいただけます。
皆様の色々な夏の形にこちらのうちわ、いかがでしょうか。
画像3枚目:一般的なB5サイズのノートと比較しております。 画像4枚目:こちらの渋団扇のケースでお届けいたします。
[来民渋うちわ]は江戸時代から伝わる熊本県の伝統工芸品です。 この渋うちわは、和紙に柿渋を塗ることにより、丈夫で防虫効果もあわせもつうちわになっています。渋い(ナチュラルな)色合いは年月とともに深みをおびて 使うごとに味わいを増します。